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2021年2月15日月曜日

続・古いサイコンと新しいセンサーの組み合わせ

前回:「古いサイコンと新しいセンサーの組み合わせ

古いサイコンであるEdge500と、現行センサーであるスピードセンサーDual・ケイデンスセンサーDual。
特に問題なくペアリングできたので、これで大丈夫と思ってましたが。

しかしいざ通勤で乗ってるとやたら走行中にピッピピッピとブザーが鳴りまくる。

正確には頻繁に自動ポーズがかかってしまうんです。そしてすぐにポーズ解除

ケイデンスセンサーDualは問題なく使えてますが、スピードセンサーDualがの方がおかしいみたい。

自動ポーズの設定を”止まった時”ではなく、カスタムで速度指定してみても症状は変わらず。

安全な場所でサイコン表示を確認しながら自動ポーズがかかる瞬間を確認すると、走ってる最中なのに突然速度が0km/hになるのを確認。



また、先日の大空山ヒルクライムからのダウンヒル。

とある区間で、80km/h以上出ています。


ギヤ比の関係で、どんなにケイデンス上げてぶん回しても、30km/h超えたあたりから完全にギヤが足りなくてペダルは空回り。

また2万円以下の安物バイクについてるホイールですから、ハブの回転性能めっちゃ良くないです。

ロードなら何もしなくてもスーッと40km/h後半が出る下り坂でもまず40km/h超えない(;^_^A

以上からいくら下り坂でスピードが乗るにしても、80km/hはさすがにあり得ない。



スピードセンサーを使わずGPSのみで速度を計測してる時にはこれらの症状は無かったのであきらかにスピードセンサーDualが原因と思われる。



サイコンの設定でセンサー概要を見てみたら、ケイデンスセンサーDualはIDが表示されているが、スピードセンサーDualは表示されていない。
しかし、スピードセンサーIDを直接入力する画面に移行すると、スピードセンサーDualのIDが表示されている。

Edge500の場合、スピードセンサーのIDは5桁までになっていて、スピードセンサーDualのIDは6桁。そのため表示されていないようだ。

しかしIDはしょせんID。
そもそも5桁までのIDしか認識できないならペアリングそのものができないはずだし、直接入力画面だと6桁で表示されている。
※ただし直接入力できるのは5桁まで

サイコン起動してセンサーを取り付けているホイールを回転させると、ちゃんと画面上にスピードセンサーDualが認識されたと表示が出る。

ましてやタイヤ周長もちゃんと自動で計測されている。

っていうか、タイヤ周長の計測ってGPSとスピードセンサーの二つが揃ってできるものだし。だから機能していないわけじゃない。



ちなみに、このスピードセンサーDualとケイデンスセンサーDualはスマートウォッチにも接続できる。

スマートウォッチに接続すると、電池残量が確認できます。電池残量を疑ってたんですが、90%以上を表示していた。



以上から導かれる可能性。

センサーとサイコンの距離が遠いor何かしら通信の邪魔になっているものがある。

スピードセンサーDualは後輪のハブに取り付けています。
ガーミンの公式Youtubeでも後輪のハブに装着するとなっていますし。

まあ確かに加速度センサーで計測してるのですから、前輪だとハンドル操作による左右への振れもデータとして加わってくることを考えれば後輪の方が良いかと。

しかし後輪には変速機といういかにもノイズが発生してそうな機構が存在するんですけど。

また、ミニベロって全般的にロードバイクよりホイールベースが長いんですよね。さらにハブ位置も700Cのロードに比べて低い場所にあります。結果として縦にも横にも一般的なロードバイクに比べてセンサー位置が遠くなる。



で、どうするかと言えば、センサーを前輪のハブに装着。

余談ですが、前輪の方がスポーク数少ないので取り付けがちょっと楽w



そして実走。

普通に計測できてますね( ´∀` )

自動ポーズ地獄にもならない。

やっぱ通信距離の問題だったか。



ネットでちょこちょこっと調べてみたところ、後輪だと通信不安定で前輪に変えたら問題なくなった的なことを散見しました。

よくよく見てみれば、使われてるサイコンが、800とか520とか、私のEdge500と同じで、本来一緒に販売されていたセンサーがマグネット式時代のサイコン率高いような、、、。ただ520も800も現行のDualの対応表には書かれているので使えないはずは無いわけで。そもそも古いサイコンは通信距離が短いのかも?

というわけで、ガーミンのスピードセンサーDualの計測が不安定な方は前輪に装着を試してみると良いかもしれません。

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