2011年2月27日日曜日
休日ライド 音戸大橋とシフトチェンジ
日曜日、週間天気予報は雨で走行はあきらめてましたが、前日天気予報を改めてチェックしてみると、雨は夕方からとなってました。ただ日曜日は亡くなった祖母の三回忌で実家に親族が集まるため、9時半ごろまでに実家に行かなければいけません。自分の準備だけでなく子供たちの準備(着替え)なども必要なので、準備だけでもけっこう時間が必要。でも天気が大丈夫なら走りたい。色々タイムスケージュールを逆算してみて、朝7時までに自宅を出発すれば20km程度なら十分走れそう。
ということで、朝7時に自宅を出発。サクッと走ってきました。
先週納車したばかりのTCR2。走りは非常に満足できているものの、どうしてもフロントの変速がうまく扱えません。インナーとアウターで切り替えた時のギヤ比の差が大き過ぎて使いづらい。フロントの切り替えと同時にリヤも一緒にギヤを変更する必要があるのはわかるんですが、どれくらい変えれば良いのか。どんなタイミングでフロントを変えれば良いのか。
走り続けてたらいつかわかるようになるかもしれませんが、いつかわかるとほっておいたら、いつまでもわからないような気も。というのも、先週の走行では、今ひとつ変速の使いどころがわからず結局上り坂以外はずーっとアウターのままで走ってました。なのでゼロ発進時はアウターローを常用してました。アウターローは、チェーンラインが大きく斜めになるので、アウターローを常用してるとドライブトレーンの消耗が早くなりやすいそうで。避けられるなら避けたいところ。それにゼロ発進時の漕ぎ出しもそんなに軽いわけでも無いし。
ギヤ比なんて計算式は簡単なので、エクセルでささっと表にして、ギヤ比の数値で並べてみました。また、ギヤ比の他にケイデンスとタイヤの周長がわかればスピードも計算できますから、一緒に表にしました。
まず一番知りたかったのは、アウター側での10速とインナー側での10速のうち、ギヤ比がかぶってきてるのはどのあたりか。表にすれば一目瞭然でして、アウターではローから4速、インナーではトップから6速がギヤ比がかぶってる範囲です。
そして、ケイデンス90で走ってると仮定して速度を見てみると、0〜22km/hまでがインナーの範囲。22〜30km/hがインナーとアウターの両方。30km/h〜はアウターの範囲であることがわかります。要するに22〜30km/hがフロントの変速タイミング。しかも、その22〜30km/hの中でもより低いスピード時の方がギヤ比の変化量は低いこともわかります。
仮に速度が23km/hの時にフロントギヤをインナーからアウターに切り替えるとします。ケイデンスは90。必然的にリヤのスプロケは17Tが使われている状態です。この時点でのギヤ比は1:2.00。スムーズにアウターに繋げて行くには、1:2.17になる50T×23Tにするのがベスト。ってことはリヤを3段落とせばスムーズに切り替えられることがわかるわけです。
もっと言うと、リヤが17Tよりもトップ側になると、アウターに切り替え時に4段以上リヤを落とす必要が出てくるので、17Tが一番少ない動作で繋げやすいです。
以上のことを念頭に走ってみると、思いのほかフロントギヤをスムーズにインナーからアウターへと切り替えられます!! フロントギヤがインナーからアウターに切り替える間に、リヤ側のシフトレバーを大きく倒し(2段落とし)、すぐにチョンともう一度倒す(1段落とし)の計3段ギヤを落とします。これが決まると超キモチエー!! 変速に快感すら覚えます^^;
このフロントギヤの変速タイミングのコツが掴めてくると、不思議と積極的にフロントギヤを使う気になれます。先週、坂道以外ではあまりフロントのインナーを使えず、信号で止まるのが嫌だと感じてたのに、今日はもう信号なんてバッチコーイ!! って思えた。インナーでゼロ発進、足に負担少なくて楽々だし^^
アレイからすこじま。海に浮かぶ自衛隊の船や潜水艦が間近で見れる公園。
その後大和ミュージアム&鉄のくじら館の前を通ってから帰宅。約25km弱のサイクリングでした。
今回とにかくフロントギヤが使えるようになってきたのが嬉しかった^^ 先週よりも断然ギヤが上手く使えた実感があり、すごく満足です。 やっぱりなんとなくで済ませず、ちゃんと表にしてみたのが良かったと思います。
今日の走行/24.70km
2月走行/726.13km
積算走行/3506.96km
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