先日ヘルメットの事を記事にしたのですが、自転車での違反について、今一つピンとこない人がいらっしゃいます
まあ我が息子(長男)ですが(;^ω^)
自動車などで違反をした場合、白切符、青切符、赤切符と違反の度合いで三段階の違反切符が用意されています
白切符は違反点数の加算のみ
青切符は刑事処分の代わりに反則金の支払い
赤切符は免許停止や取消、または刑事処分
現在の道交法では自転車に白切符や青切符が存在しないため、自転車指導警告カードか赤切符の二択
赤切符の場合、そもそも自転車は免許制では無いため、刑事処分となり裁判所に出頭
実際に赤切符を切られたとしても、実際に刑事処分となるのは全体の2%程度らしいですが、だんだんと取り締まりが強化されている現在、どうなんでしょうね
刑事処分が決定した場合、前科つきますからね
いつまでも歩行者の延長的に軽く考えてたらマジで痛い目見ます
そういう背景があるのもあってか、警察の取り締まりはあまり積極的では無いんですよね
しかし現在、警察庁が自転車に青切符の導入する案を進めています
青切符は前述のとおり刑事処分にならない代わりに反則金を納めます
赤切符と違い、より少ない手続きで取り締まることができるので、青切符が導入されたら警察も遠慮することなく取り締まり強化をする可能性が大きいです
しかし、そこで考えうる問題
それは本人の特定
自動車などは免許制であり、免許の携帯が義務であるからこそ本人の特定が容易でした
自転車は免許制ではありません
日本人は日本で身分証明書の携帯義務は無いので、どうやって反則金を成立させるのか
まあまず防犯登録番号の照合される頻度が上がるのは十二分にあり得ますね
日本国内において「自転車の安全利用の促進及び自転車等の駐車対策の総合的推進に関する法律第12条」で防犯登録を義務付けられています
このブログでも触れていますが、通販で自転車買うと防犯登録面倒なんです
通販で気軽に自転車が買えることもあってか、そのまま防犯登録せずに自転車乗り回している人少なくないと思います
早めに防犯登録しておいた方が良いかと
とりあえず私の経験上サイクルベースあさひさんでは断られませんでした
購入店のサイン入り保証書が必要ですが、通販の場合これが無いことが多いでしょう
通販の購入履歴や領収書など自分がそのお店から購入したとわかる書類をなるべく準備しておきましょう
あと、本来防犯登録を自転車屋さんが断ることはできません
なにしろ義務ですから
でも防犯登録を自転車屋さんのサービスの一つとして捉えてるショップさんが少なからずあるようで、サービスだから断ることができると思われているようです
まあただそこで揉めても良いことは無いので、もし断られたら警察署で防犯登録お願いすれば良いかと
警察署では自転車の防犯登録手続(新規・異動・抹消)を行うことができます。
※異動・抹消登録手続は交番、駐在所でも行うことができます。●受付場所:警察署生活安全課
●受付時間:平日午前8時30分から午後5時15分まで
↑広島県警の該当ページからの引用です
若干話が逸れましたが、青切符の導入は色々なメディアで既に取り上げられ、来年の国会で決まる可能性は高いと思います
先日某交差点で直接右折するローディ見かけましたが、軽車両は原則二段階右折です
免許なしで乗れる自転車ですが、免許が無いから自由に乗れるわけではなく、道交法における交通ルールは道路を使う人たち全員に関わるものです
青切符導入されたら、今まで以上に「知らなかった」では通らないでしょう
自転車で走っていて、「あれ? ここはどうすれば?」など少しでも違和感や疑問を感じたらすぐに調べるようにクセづけた方が良いと思います
まあとりあえず、
- 歩道は歩行者優先(ベルを鳴らしちゃダメ)
- 歩道は車道側を徐行
- 交差点は二段階右折
- 逆走(右側通行)はダメ
- 夜間など暗い場所ではライトを点灯
- 踏切は必ず一時停止
- 信号を守る(当たり前)
- 並走しない
- イヤホンはしちゃダメ
- 携帯電話(スマホ)のながら運転はダメ
- 防犯登録は義務
このあたりに注意しておけば大抵大丈夫かな
大抵どの項目もおろそかにしてたり守らなかったりしてたら事故にあって大けがして、ただただ自分が損をするだけですから、身の安全を守る上でも交通ルールは守りましょうね、ってところでしょうか
0 件のコメント:
コメントを投稿